大橋直久「接待は上司に許可を得てから行く」

◆接待は上司に許可を得てから行く

接待を受けることを禁止している会社もありますが、接待は会社のルールに従います。

もし接待が許されていても、受けるときは上司に許可を得てからにします。

常識を超えるような接待には、拒否する勇気を持ちたいものです。

接待の席に行くときは、節度を持って臨みましょう。

費用が相手持ちだからといって、欲張って暴飲暴食するのは見苦しいものです。

酒を飲みすぎて醜態をさらさないよう気をつけます。

酒や料理を口にするときは、上司と一緒の場合は、上司が口をつけてからにします。

気持ちよく過ごせるよう、楽しい話をして接待してくれたことに応えます。

◆酒の席では安易に仕事を引き受けない

仕事の話やお願いごとをされても、決してその場で返事をしないことです。

「後で会社で相談します」と答えておき、安易に引き受けないことです。

また、酒の席だからと気がゆるみ、会社の情報をもらしたり、機密書類を渡したりしないよう気をつけましょう。

自分のほうからおみやげを催促したり、二次会に誘うのはやめましょう。

万一、二次会に誘われたら、その場の雰囲気で判断します。

上司が一緒なら上司に判断を仰ぎます。

また翌日には、はがきかメールでお袖の言葉を述べておきます。

大橋直久〜就活生・新社会人のためのマナー講座