2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大橋直久「最後までしっかり仕事をする」

◆最後までしっかり仕事を会社を辞めるときは、どんな理由にしろ退職の日までは会社から給料が支払われています。その間は、仕事の義務を果たさなければなりません。多くの場合、辞める前は目いっぱい有給休暇を消化したり次の就職に力を注ぐあまり、今の仕事…

大橋直久「新郎新婦より控えめに装う」

披露宴に列席するときの服装は、招待状に断り書きがないかぎり正装にします。「平服で」と書いてあっても、それなりに装って行きます。とくに案内状の差出人が両親の場合や格式の高い式場では、礼装にします。雰囲気にふさわしくない服装は失礼にあたります…

大橋直久「遅刻は厳禁」

披露宴当日は絶対に遅刻しないように、会場には少し早めに着くようにします。受付では招待状を出し、「新郎の同僚の○○と申します。本日はおめでとうございます」「お招きいただきましてありがとうございます」などとあいさつします。現金はのし袋に入れ、持…

大橋直久「明るく心温まる話題にする」

披露宴のスピーチを頼まれたら、喜んで引き受けましょう。祝辞の内容は、まず新郎新婦・親族の方々へのお祝いの言葉、次に自己紹介と新郎新婦との関係を述べます。そして、明るい話題、心温まるエピソードなどをスピーチし、新郎新婦を引き立て、会場の雰囲…

大橋直久「早めに職場に報告する」

婚約、挙式の日程は決まり次第、上司に報告しておきます。会社の仕事状況などを見て、あまり忙しくない日程で挙式日を決めましょう。披露宴に招待する場合は、上司にいきなり招待状を送ることは避け、前もって日時や会場などを報告して、「招待状をお送りし…

大橋直久「新たな門出を祝う」

ビジネスをしていく中には、さまざまなお祝いの場があります。新社屋完成、会社の設立記念、新築や開店、栄転、受賞などのお祝いには、関係者を招いて祝賀行事が催されます。このような行事は喜びの場ですから、関係者たちで喜びを分かち、労をねぎらい、新…

大橋直久「偏差値と学校の価値」

現在の高校の中に、飯能市の高校生が学んでいるような学校が存在することを知り、まだ、絶望すべきではないという思いであるが、この理想的な学校は、もしかしたら、「偏差値」はあまり高くない学校ではないだろうか、そして、海老名市の高校生の学校のほう…

大橋直久「高校生が思うこと」

『(前文略)学力とは本来、何を意味するのでしょう。先日、授業中に「みなさんは幸せになるために勉強している」と先生が話され、感銘を受けました。けれど、それは、毎日学校に通い、教科書をひろげていても、なかなか見えてきません。(中略)やる気は個人の…

大橋直久「勉強の目的」

「勉強」とは何をすることなのであろうか。「いい」とは、どうやら、偏差値が高いという意味で使われているようであり、「勉強」とは、受験科目となっている教科の知識を記憶することのようである。人生において、何が大切であるかがわからずに、教師になっ…

大橋直久「偏差値の問題」

1994(平成6)年の春の高校入試は、「脱偏差値元年」ということで話題になったが、「業者テスト」廃止による混乱が起きた中学が少なくないという。「業者テストを廃止されたのでは、何を基準にして、生徒の進路指導をしたらよいかわからない」といった、教師た…

大橋直久「高度経済成長期の産業構造」

高度経済成長期の産業構造の変化と社会の諸階層の再編過程は、家族の子育て・教育のシステムを揺るがせ、それを埋めるようなかたちで、「学歴」や「成績」の世界が入り込み、学歴主義が広がっていったという指摘)がある。すなわち、産業構造の変化は、親の家…

大橋直久「受験問題」

出生率が低下してきたことによって、受験が緩和されることも考えられるが、受験生たちが希望する学校がかち合えば、依然と競い合いは続くことになり、受験競争がなくなることはないであろう。むしろ、志望校への"近道選び"のための競争に拍車がかかっている…

大橋直久「産業観光資源の開発」

両市町ともこの施設を改修、イベントホールとして再生した。また同時にこの施設を中核としてまちおこしをめざして、市町全体の産業観光展開の拠点としたことである。小坂では「康楽館」周辺をまちのシンボルゾーンとして、建物を活かした石だたみ舗装、ガス…

大橋直久「琵琶湖疏水(京都市、滋賀県大津市)」

大型プロジェクトの遺構等を対象とするものがある。平安京以来1000年の首都であった京都は、明治の東京遷都で次第にさびれ始めた。京都再活性化のために展開された壮大なプロジェクトが「琵琶湖疏水」の建設である。京都市内と琵琶湖の湖面の標高差が約40メ…

大橋直久「碓氷峠鉄道遺産(群馬県安中市松井田町)」

旧国鉄信越線のうち1893(明治26)年に開通した横川〜軽井沢間の碓氷峠区間12kmの間には、標高差約500mを上下する急勾配区間があった。従来方式の鉄道では運転できないため、スイスの山岳地帯で用いられていたアプト式鉄道(左右のレール間に歯形のラックレール…

大橋直久「鉱山の芝居小屋を産業観光資源に」

秋田県小坂町と茨城県日立市、この両者はほぼ同じ経緯を辿っている。秋田県小坂町には日本三大銅山のひとつ小坂鉱山があり、鉱山都市として発展してきた。この鉱山の従業員娯楽施設として木造の「康楽館」が1910(明治43)年に建設された。産業付属施設である…

大橋直久「北海道小樽市(運河と倉庫群)」

小樽は北海道の交通拠点都市である。港湾中心に発展したためかつては北海道経済の中心であった。鉄道も市内の手宮から札幌までがまず開通したほどである。札幌が道の中心として発展するにつれて繁栄が失われてきた。1966(昭和41)年、かつての交通路であった…