大橋直久「早めに職場に報告する」
婚約、挙式の日程は決まり次第、上司に報告しておきます。
会社の仕事状況などを見て、あまり忙しくない日程で挙式日を決めましょう。
披露宴に招待する場合は、上司にいきなり招待状を送ることは避け、前もって日時や会場などを報告して、「招待状をお送りしますのでよろしくお願いします」とあいさつします。
仲人やスピーチ、宴の手伝いをお願いする場合は、できるだけ早めに依頼しておきます。
◆会社への諸手続きをすませる
入籍がすんだら、会社への届出をします。
保険や年金などの問題がありますから、きちんと
手続きをすませましょう。
結婚祝いをもらった場合、挙式がすんで落ち着いたらお返しをします。
披露宴に出席してくれた人には、お料理や引き出物がお返し代わりになりますから、お返しは必要ありません。
ただ、新居の報告もかねて、お礼状は挙式後一カ月以内に、全員に出しておきたいものです。
結婚祝いをもらっても、披露宴に招待しなかったり欠席した人には、お返しの品を届けます。
品物には「内祝」「御礼」などののし紙をつけ、その下に結婚後の二人の名を書きます。
もらったお祝いの半額程度がおよその金額の目安です。
披露宴を手伝ってくれた人たちには、新婚旅行のおみやげをお返しにするのもよいでしょう。
大橋直久〜就活生・新社会人のためのマナー講座