大橋直久「明るく心温まる話題にする」

披露宴のスピーチを頼まれたら、喜んで引き受けましょう。

祝辞の内容は、まず新郎新婦・親族の方々へのお祝いの言葉、次に自己紹介と新郎新婦との関係を述べます。

そして、明るい話題、心温まるエピソードなどをスピーチし、新郎新婦を引き立て、会場の雰囲気を盛り上げる内容を心がけます。

過去の恋愛話や裏話を暴露したり、暗い話題、品位のない話題を取り上げることは避けるのがマナーです。

最後に前途への励ましとお祝いの言葉で締めくくります。

内容はあらかじめメモして行きましょう。

三、四分くらいの長さにし、あまり長い時間になら
ないようにまとめます。

だらだらと長いと、自分ではいい話をしているつもりでも、聞いている人は退屈してしまいます。

前もってメモを読み上げて、時間を計ってみましょう。


◆使ってはならない言葉がある

本番では、ゆっくりと大きな声でスピーチし、笑顔も忘れないようにしましょう。

昔から縁起が悪いとされ、使ってはならないとされる言葉があります。

新郎新婦の親族や目上の人、年配の人などの中で気にする人もいます。

結婚は一生に一度のおめでたいお祝いなのですから、こうした言葉をつかわないよう気をつけましょう。

大橋直久〜就活生・新社会人のためのマナー講座