大橋直久「高校生が思うこと」

『(前文略)学力とは本来、何を意味するのでしょう。先日、授業中に「みなさんは幸せになるために勉強している」と先生が話され、感銘を受けました。けれど、それは、毎日学校に通い、教科書をひろげていても、なかなか見えてきません。

(中略)

やる気は個人の問題です。しかし、すべての人に教育を受ける権利と義務がある以上、やる気を喚起し、学問へと導くのが教師の務めではないでしょうか。』(高校生・17歳・海老名市)


『学校の中で、生きがいを見いだせずに、苦しんでいる若者が増えている。

(中略)

これも学校側が生徒たちに、受験を前提とした勉強を強いるからだ。私の通う高校の授業は、教師と生徒が共に意見を出しあって、つくりあげていく。

生徒の瞳は好奇心に満ち、輝いている。

課外は受講したい生徒が自主的に参加する。

学校の方針として最も重視しているのが、生徒一人ひとりの自立である。

生徒が社会をどのようにとらえ、自分を役立たせていくかを、生徒自身が判断出来るまで、授業や体験を通してじっくりと伝えていく。(後略)』(高校生・16歳・飯能市)

大橋直久〜就活生・新社会人のためのマナー講座