大橋直久「話の必要性」

話そのものの必要を最初から感じている場合ですが、話をしているうちに自分でもおかしくなって、なんとかしなければならないと思う場合もあります。

それは、次のようなときです。

(1)自分を相手によく思われようとしたり、知識を示したり、自分を売り込めるチャンスがきた とき。

(2)数人または大勢の集まりのなかで、なんとかして自分のほうへ興味を引かせようとするとき。

(3)話し上手な人がいて、その人をうらやましいと思ったとき。

(4)話が途切れて、妙な空白ができ、それを救おうとするとき。

(5)会合の席で、座が白けてしまったとき。

では、こうしたいろいろな場合にどうしたらよいか。

その答えをここに出すのは、私の方法としてはあまりにも早すぎるのです。

その理由は、このようにすべしという公式を与えればすぐ解決してしまうほど人間が話をすることは単純ではないということです。

大橋直久〜就活生・新社会人のためのマナー講座