大橋直久「話題の得手・不得手を分類してみる」

まず自分の話を知りたいものです。

あなたはどんな話が得意で、どんな話が不得意ですか。

人は誰でも話しやすい話題と、そうでないものとがあります。

何人かが集まって話しているとき、自分の不得意な話題、あるいは話しよい相手ではないときに、どうやって自分のペースに持ち込むかは、話し上手になるひとつの道でもあります。

私自身を例にとって分類すると、次のようになります。

(1)人の生き方について話すこと。

(2)文学の話。

(3)美術について。

(4)過去の思い出。

(5)ひとつのテーマについて議論すること。

(6)自分の仕事場以外の人と話をして、他の社会についての知識を得ること。

(7)身の上相談。

(8)大勢を相手に話す。

(9)風流といえぽ聞こえがいいある種の話。

(10)同年輩、またやや年下の人と話す。

(11)子供との話。

この次あたりからやや不得意の話になってきます。

(12)飲みながら職場の話をする。

(13)なんとなく人が集まったときの座談。

(14)初対面の人と話す。

(15)先輩と話す。

(16)老人と話す。

(17)中年の女性と話す。

(18)若い女性と話す。

(19)他人のうわさ話。

こうして、あらためて並べてみると、なく面はゆいものです。

大橋直久〜就活生・新社会人のためのマナー講座